NBA選手がワールドカップ(W杯)に参加しない(できない)理由を考察!

ワールドカップ(W杯)
W杯に参加するかどうかのNBA選手

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以下の項目はあくまで考察なので、実際に選手達が参加しなかった決定的な理由ではないのでご参考までに。

1. スケジュールの問題
2. 怪我のリスク(保険の問題)
3. 契約と給与の問題
4. 国際試合の評価がNBAより低い
5. 過密な試合スケジュール
6. チームの戦術やポジション
7. 個人的な理由
8. 環境や施設の違い

以上がNBA選手がW杯に参加しない(できない)と考えられる理由です。

1つ1つ理由について考えてみましょう。

スケジュールの問題

NBA年間スケジュール


上の表の通りNBAでは7月と8月は重要な試合はありません。
NBAのシーズンは通常、10月の初めから翌年の4月まで続き、さらにプレーオフは6月まで続くことがあります。
体の回復や個人的なスキルの向上、契約交渉などに重点を置いて活動する期間でもあります。


これに対して、W杯は夏季(8月下旬~9月中旬の約2週間)に開催されます。
これは選手たちがオフシーズンの休息とトレーニングの時間を大幅に削ることを意味します。

また、NBAでは9月にプレシーズン(本番前の調整試合)が始まるので、W杯に出場するとプレシーズンに出場できないリスクを負うことになります。

 

怪我のリスク(保険の問題)

選手がW杯に出場することは、新たな怪我のリスクを生む可能性があります。

これは選手自身と彼らのチームにとって大きな懸念事項で、パフォーマンスの低下や、最悪の場合、キャリアを終わらせる可能性があります。

一部の国はスポーツマンシップがなかったりしますしね。

契約と給与の問題

選手がNBAオフシーズン中に他の大会に参加する際、それが選手のパフォーマンスや健康に影響を及ぼす可能性があるとチームが判断した場合、チームは選手に大会出場を控えるよう要請することがあります。

そのため、選手たちは自身のNBAのキャリアとその収入を守るために、W杯などの国際競技会に参加を避けることがあります。

アメリカの場合はW杯に参加する選手にはボーナスが支給されるようですが、日本の場合は具体的な例がないため給与面ではなんとも言えないところです。

国際試合の評価がNBAより低い

アメリカでは、NBAチャンピオンシップは最も重要な称号と見なされています。

NBAチャンピョンシップ > ワールドカップ(W杯)


W杯やオリンピックの金メダルは、特にアメリカの選手にとってはNBAチャンピオンシップほど重要視しないという考えもあるかもしれません。

過密な試合スケジュール

NBAのシーズンは既に過密で、通常シーズンだけでも82試合をこなし、さらにプレーオフが追加されるとその数は増えます。

W杯に参加すると、更に多くの試合が増えるため、身体的な過度なストレスや疲労が問題になる可能性があります。

チームの戦略やポジションの違い

NBA選手が国際試合に参加すると、自身のチームとは異なるプレイスタイルや戦略に適応しなければならない場合があります。
これは選手にとって混乱を招く可能性があり、その後のNBAシーズンに影響を与える可能性があります。

個人的な理由

それぞれの選手には、家族や個人的な事情により、夏のオフシーズンに国際大会に参加することが難しい場合があります。

環境や施設の違い

NBAと日本のボール比較

NBAとFIBA(国際バスケットボール連盟)で主催されるワールドカップ(W杯)では、ボールの大きさやコートのサイズにいくつか違いがあります。

施設やルールの違い

1. ボールの大きさと重さ

  • NBA: ボールの直径は約24.26cm(9.51インチ)、重さは約623.69g(22オンス)です。
  • W杯: ボールの直径は約24.6cm(9.7インチ)、重さは約567g(20オンス)です。

したがって、NBAのボールは少し重く、W杯のボールは少し大きいです。

2. コートのサイズ

日本(FIBA)のバスケットコート
  • NBA: コートの長さは約28.65m(94フィート)、幅は約15.24m(50フィート)です。
  • W杯: コートの長さは約28m(91.86フィート)、幅は約15m(49.21フィート)です。

したがって、NBAのコートは若干長く、幅も若干広いです。

3. 3ポイントラインの距離

  • NBA: 3ポイントラインはバスケットから約7.24m(23.75フィート)(コーナーは6.7m/22フィート)の位置にあります。
  • W杯: 3ポイントラインはバスケットから約6.75m(22.15フィート)の位置にあります。

NBAの3ポイントラインはFIBAよりも遠くにあります。

これらの違いは、NBAの選手がW杯のルールに基づく試合に出場すると、感覚的なズレが生じてしまう可能性が高いです。

開催国の環境、時差等の違い

  1. 文化的な違い: 選手が自身の国や習慣から離れて、全く異なる文化を持つ国で試合を行うことは、ストレスや不安を引き起こす可能性があります。言葉の壁、食事の違い、社会規範など、これらの文化的な違いは選手のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
  2. 安全性: 開催国の政治的な状況や治安状態が安定していない場合、選手や関係者の安全が確保できない可能性があります。これは選手が試合に参加しない大きな理由になり得ます。
  3. 気候や標高の違い: 開催地の気候や標高が選手の通常の環境と大きく異なる場合、それはパフォーマンスに影響を与える可能性があります。例えば、高温、高湿度、または高標高は選手の体力を大幅に消耗する可能性があります。
  4. 旅行と時差: 長距離の旅行は選手の体力を消耗します。さらに、大きな時差は選手の体調やパフォーマンスに影響を与える可能性があります。

さいごにおねがいごと

以上がNBA選手がW杯に参加できない(しない)理由の数々です。
NBA選手1人1人の環境や考え方はそれぞれです。明確な理由無く不参加したからといって、選手をSNS等で直接責めることのないよう、よろしくお願いします<(_ _)>。

そして、これらはあくまで考察の域を出ませんので、実際に選手達が参加しなかった決定的な理由ではないのでご参考までに。

※2023年W杯不参加の「八村塁」選手の練習風景がYoutubeにあげられてました。

バスケットボール界のキング「レブロン・ジェームズ」と2人きりの練習風景が撮影されてました。
あのレブロン・ジェームズと一対一で朝練習する機会は、多くのバスケットボール選手にとって夢のような経験になっているはずです。

こういった状況もW杯に参加できない理由の1つになるでしょう。

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