結論から述べると、”開幕ロースター入りできる程活躍している選手はいた!”。
(お急ぎの方はネイト・ロビンソンの項目へ飛んでください!)
2024年7月からNBAに挑戦する「河村勇輝」選手の身長は172cmです。
NBAの世界ではかなり低い部類に入ります。
そんな我々日本人がバスケットボールをプレイするにあたってネックになる「身長」。
そんな身長をものともせず、NBAで活躍できた選手達を紹介します!
約173cm 田臥 勇太(たぶせ ゆうた)
まずは日本でバスケをしている人ならご存じ、田伏雄太選手!
田臥勇太(たぶせ ゆうた)選手は、日本人バスケットボール選手で、NBAでプレーした初の日本人選手として知られています。
2024年現在、日本のBリーグで活躍中です!(43歳)
NBAでの成績(フェニックス・サンズ)
- 出場シーズン: 2004~2005
- チーム: フェニックス・サンズ
- 出場試合数: 4試合
- 平均プレイ時間: 4.8分
- 平均得点: 1.8点
- フィールドゴール成功率: 28.6%
2004年9月6日~2004年12月18日の契約で終了。
ガードポジションの競争の激しさ
NBAではポジションごとに非常に高い競争があります。
特にガードポジションは優れた選手が多く、プレータイムを確保するのが難しい状況でした。
同じポジション争いで、約191cm/81kgのガードと田伏選手は渡り合わなければならないのがNBAの厳しい世界です。
以降はサマーリーグ等(NBAへ向けて成果を出す場所)で挑戦しますが、結果が出ず日本のBリーグへ。
当時の活躍の動画です↓
約178cm マーカス・ハワード (Markus Howard)
- 身長:5フィート10インチ(約178cm)
- 体重 : 175ポンド(約79 kg)
大学で無双して大学の歴代得点王に
マーカス・ハワードが在学していた、「マーケット大学」では非常に高い得点力を発揮し、大学バスケットボール界でもトップクラスのスコアラーとして活躍。
2019-2020シーズンには、平均27.8得点でNCAAディビジョンI(最高レベル)の得点王に。
プロキャリアでは苦戦を強いられる
NBA時代の活躍
- 2020年のNBAドラフトでは指名されなかったものの、デンバー・ナゲッツと契約しました。
- ナゲッツでは主にベンチからの出場でしたが、そのスコアリング能力でチームに貢献しました。
クラブチーム:(2022年の夏~)
- ナゲッツでの期間後、ヨーロッパのクラブチームと契約し、2024年現在でもプレーしています。
一般的にヨーロッパのトップリーグ(数ある海外バスケリーグでも規模は小さい方)でプレーする選手の年収は数十万ドル~数百万ドル(1,000万円~1億円)。
プレースタイル(ガード)
プレースタイル:
- ハワードは非常に優れたシューティング能力を持ち、特に3ポイントシュートが得意。
その他成績など
一部の目立った活躍のみ抜粋
- 1試合平均27.8得点で国内トップの成績を収めた。
- シーズン開幕戦のロヨラ・メリーランド戦(11月5日)でジェレル・マクニールの1,985得点を38得点で上回り、チーム史上最多得点者となった。
- NCAA史上72人目の2,500ポイント以上獲得選手であり、通算2,761ポイントで歴代21位となった。
- 通算3ポイントシュート成功数434回でNCAA史上7位タイの成績を収めた。
- NCAA(大学)での活躍により、複数のオールアメリカンチームに選出。
- マーケット大学の歴代得点王に君臨。
約175cm クリス・クレモンズ (Chris Clemons)
身長: 約175cm
体重: 約82kg
大学時代では得点王に
クリス・クレモンズは、カンベル大学でプレー。大学時代に得点能力で注目を集め、2018-2019シーズンには1試合平均30.1得点を記録。
この成績により、全米でトップスコアラーとなり、このシーズンで最も多くの得点を挙げた選手の一人となった。
NBAキャリア
クレモンズは2019年のNBAドラフトで指名されませんでしたが、その後ヒューストン・ロケッツと契約しました。ロケッツでのルーキーシーズンでは、主にベンチから出場。
ポイントガードとして活躍するが、2020-2021シーズンのプレシーズン中にアキレス腱を断裂。サマーリーグと怪我が続き、NBAでの活躍は厳しい状態のようです。
ネイト・ロビンソン (Nate Robinson)
身長: 5フィート9インチ(約175 cm)
体重: 180ポンド(約82 kg)
キャリア平均: 11.0ポイント、3.0アシスト、2.3リバウンド
ベストシーズン(2008-2009): 平均17.2ポイント、4.1アシスト
ネイト・ロビンソンは、そのキャリアの中で何度もNBAチームの開幕ロースターに入りました。
キャリア初期から中期にかけて、多くのシーズンで開幕ロースターに名を連ねた低身長選手で最も活躍した選手といっても過言ではないかもしれません。
NBAではドラフト指名
ロビンソンは2005年のNBAドラフトでフェニックス・サンズに1巡目21位指名で選ばれましたが、その後すぐにニューヨーク・ニックスにトレードされました。
175cmでダンクコンテスト優勝!
ニューヨーク・ニックス(2005–2010)時代
この時、3度のNBAスラムダンクコンテストの優勝(2006, 2009, 2010)を果たした。
NBA選手のスパッド・ウェブ(168cm)を飛び越えてダンクを決めて優勝を果たした。
とんでもないジャンプ力・・・。
50cm以上も高い選手をブロック
ロビンソンが話題になったプレーがあります。
それが50cm以上も高い選手をブロックしたことです。
ヤオ・ミンという身長約229 cmの選手のシュートをブロックした事があるそうです。
これは特に記憶に残るプレーの一つで、ロビンソンのアスレチック能力と魅力を象徴しています。
↓ブロック集です。運動神経が半端じゃない・・・!
まとめ
スキル、戦術理解、ハードワーク、そして絶え間ない努力があれば、低身長でもプロのバスケットボール選手として活躍できることが今回紹介した選手達によって証明されてます。
結論として、身長が低いというハンディキャップを乗り越えて、NBAやその他のプロリーグで活躍することは可能です。身長に関係なく、努力と情熱を持ち続けることが成功への鍵となることが今回紹介した選手達によって体現されています。
みんなで河村勇輝選手にエールを送りましょう!!
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